令和5年12月10日(日)本校視聴覚教室において、令和5年度地域と連携した防災教育の取り組みが行われました。本校が地域の防災避難所に指定されていることから、富士山噴火等の発生に備えて、学校と地域が一体となって防災教育に取り組み、防災に対する意識を向上させると同時に、地域を大切にする心を育む契機とすることを目的としています。
文部科学省 安全教育調査官 木下史子様、富士吉田市役所 安全対策課 富士山火山対策室 室長 羽田正利様、富士吉田市役所 安全対策課 防災専門官 守山龍一様、富士吉田市役所 市民課 課長 小俣一孝様、吉田高等学校 学校運営協議会委員 公益財団法人 粟井英朗環境財団 理事長 粟井晶子様、富士吉田市各地区の自主防災会から7名の代表の方々にご出席いただきました。吉田高校からは1・2年生の防災委員、富士山学2年防災グループの生徒が参加しました。
権太校長先生よりご挨拶です。
1年生の防災委員によるプレゼンテーションです。2つのグループが発表しました。
グループをAからJに分けてプレゼンテーションに基づくグループディスカッションを行いました。ディスカッションのテーマは①高校生が富士山噴火等の防災に対する意識を向上させるためにはどうすればよいか。②富士山噴火等の災害時に高校生に何を求めるかです。ディスカッションのコーディネーターは権太校長先生が務めました。
話し合ったことをグループの代表が発表しました。
次に学校と地元自治会及び関係機関との連携の在り方についての検討を行いました。①富士山噴火等の災害時に、学校と地元自治会及び関係機関がうまく連携するにはどうすればよいか。②現在の富士山噴火等の防災対策で足りないところ、考えるべきところは何かについてグループでディスカッションを行いました。
文部科学省安全教育調査官 木下史子様よりお話をしていただきました。
地域の皆様との防災教育の取り組みは無事に終わりました。あっという間の2時間でした。たくさんのアドバイスをしていただき、防災に対する意識が更に向上しました。関係各位の皆さま、お忙しいところ吉田高校に来校してくださいまして、ありがとうございました。これからも皆様と共に、富士北麓地域の防災について考えていきましょう。これからも吉田高校をよろしくお願い致します。