令和４年度理数科夏期宿泊学習会が８月６日（土）～10日（水）の日程で行われています。この行事は「夏期休業を利用し、学習環境を変えて宿泊学習を体験することにより、学習習慣の見直しと改善および自主的学習態度の育成を図り、学習向上を目指すこと」を目的としています。

開講式では古屋勇人校長先生と理数科主任より激励のお言葉をいただきました。

古屋校長先生からは、未来は分からないが、過去の事実は捉え方次第で変えられる。過去の結果をどのように判断して次の行動に繋げるかを大事にしてほしいとの言葉をいただきました。また藤原理数科主任からはサッカー日本代表元監督のイビチャ・オシム監督の「ライオンに襲われた野うさぎが逃げ出すときに肉離れしますか？」という名言を引用して「日頃から自分の能力を最大限発揮するためにいかに準備をしているかが受験に際したときに大事になる」というお話をしていただきました。

今回も生徒が中心になって運営を進めています。新型コロナウイルス感染症対策として、完全バブル方式を取り入れ、生徒・職員ともに抗原検査で陰性を確認してから施設に入館しています。また頻繁に換気と手指消毒を行うとともに、消毒液と雑巾を携行し、共用部分の消毒も行っています。

理数科宿泊学習会は、１・２年生は先輩の姿から多くのことを学び、３年生は背中でたくさんのことを伝える、理数科の伝統を繋ぐ大切な行事のひとつです。保護者の皆様をはじめ、多くの皆様、日頃から理数科の活動にご理解ご協力いただき、感謝申し上げます。これからも理数科生の頑張りを支えていただきますようお願い申し上げます。