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2022.02.142月14日(月)は9時25分SHR開始です。

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修学旅行1日目Vol.2

UPDATE : 2021.11.15

修学旅行1日目、午後の様子です。東日本大震災・原子力災害伝承館の見学とフィールドワークに出かけました。

修学旅行1日目Vol.2修学旅行1日目Vol.2

伝承館内の展示物と映像から当時の大規模災害の状況とその後の復興過程を学ぶことができました。

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津波や原子力災害で被災した施設や復興の状況を実際に間近でみることで被災地を体験しました。

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【生徒の感想】

伝承館で見た写真が特に印象深く残りました。新聞や本などで何度も見たことがありましたが、改めて現地でじっくりと見ると感慨深くしばらく当時のことをぼーっと考えてしまいました。今日はきれいな晴天ですが写真の中にも澄みきった青空の中、手を合わせていた写真があり、瓦礫に埋もれた地面ときれいな空の対比が苦しかったです。

きれいな空、きれいな建物、きれいな平原。本当にきれいなんだけど、建物が新しいのは一度無くなったからで、きれいな中に消えた営みが感じられて、かなり前のことのように感じられた震災がすぐ近くに感じられました。実際に行かないと感じることができない不自然で不気味な美しさにただただ言葉が出ませんでした。

フィールドワークで見た町は、見る前に想像していたような酷い様ではなかったけれど、よくよく見るとあの時の爪痕が残っていて、まだ時が止まったままであるというのを実感しました。ここに来なければ知らなかったり、実感することができなかったので、来ることができて良かったなと思います。

バスで1時間ほど、浪江町と双葉町を見学しました。当時の地震直後の避難のお話をお聞きしました。避難所の丘が命の境界線で目の前で命を亡くされた方のことを想うと心が痛みました。また、ある小学校の児童が全員助かったのは避難訓練のおかげだったそうです。自分たちの避難経路は本当に大丈夫なのか、改めて考えてほしいという話を、前回の吉高の避難訓練を思い返しつつ、クラス全員が真剣に聞いていました。

フィールドワークの中で「ほんの数メートルの高さの差だけど、この差に生死の境がある」というお話を聞き、その恐怖を体感しました。自分がその場にいた時、どれだけ危機感をもって行動することが大切なのかを肌で感じました。この場にこなければ分からなかったこと、知ろうとしなかったことがあります。メディアで取り上げられることだけでは分からないことを感じることができてとても良い経験になりました。

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