令和3年9月26日(日)令和3年度 粟井英朗環境財団 助成事業 理数科「課題研究」発表会が本校視聴覚教室で開催されました。本校理数科の課題研究は、科学及び数学に関する課題を設定し、その課題の解決を図る学習を通して、専門的な知識と技能の深化、総合化を図るとともに、問題解決の能力や自発的、創造的な学習態度を育てることを目標としています。
コロナ禍で予定していた日程が延期になりましたが、無事発表会の日を迎えることができました。理数科のためにご尽力いただいております粟井英朗環境財団様が来校し、生徒の発表を見守ってくださいました。理数科生のために、フラワーアレンジメントの素敵なお花やお菓子をいただきました。ありがとうございます。
古屋勇人校長先生よりご挨拶です。
1班から14班まで準備2分、発表10分、質疑応答3分の15分を使い、研究の成果を発表しました。
理数科の1年生も参加しました。開閉会式の司会、発表会の進行、記録なども担当しました。先輩の発表がスムーズに行えるように協力してくれました。
2年生は夏前から時間をかけて課題研究を行いました。限られた時間の中で研究資料をまとめたり、発表の準備をしたりと本当に頑張っていました。
仲間の発表をしっかりと聞いていました。興味深いテーマばかりでした。
質疑応答の時間には多くの生徒が質問をしました。活発なやりとりが行われました。
數野教頭先生より講評をいただきました。理数科生の傾聴力や発信力など吉高GP8つの力をフル活用した発表会は、素晴らしかったと褒めていただきました。理数科1年生、2年生のみなさん、お疲れさまでした。
【課題研究内容】
1班 『様々な揺れの計測~地震計を作る~』 2班『 メラミン樹脂を用いた繊維製品の機能性加工についての研究』 3班『学校現場における感染症対策の実態調査』 4班『健康状態によって腸の働きに違いはあるか?』 5班『歩行動作および段差昇段動作において要求される膝関節角度と下肢筋活動』 6班『テキストマイニングのアルゴリズムについて理解を深める』 7班『身近な漢方薬の科学的解析』 8班『AIの月探査』 9班『PCR法によるメダカの稚魚の雄雌判別とVASA抗体による生殖細胞の観察』 10班『基本動作及び姿勢のバイオメカニズム』 11班『運動時のバイタルサインから考える日常生活に潜む危険』 12班『酵母の力を知る』 13班『次亜塩素酸水の正体を明らかにする』 14班『リモートセンシング、GIS技術活用によるナラ枯れの被害状況把握』
本校の理数科課題研究に協力して下さった各大学、研究機関、関係各位の皆様、コロナ禍で大変な中、学びの場を提供していただき、ありがとうございました。感謝致します。これからも吉田高校理数科をよろしくお願いします。