令和元年12月14日（土）本校にて「吉田高校創才セミナー2019」が開催され、理数科の1･2年生が参加しました。一般財団法人数理科学振興会代表理事、ハーバード大学、京都大学名誉教授である広中平祐先生をお迎えしました。初めに本校の髙保校長先生のご挨拶です。

「創才セミナーの意義」という演題で広中平祐先生よりお話をしていただきました。広中先生は、若い皆さんに会うと色々なイマジネーションがわいてくるとおっしゃっていました。

先生のお話に生徒達は興味津々で聞いていました。ユーモアもあり、広中先生の歩んでこられた人生訓などもお話して下さいました。

どんな人でも自分の成長の過程を、まだおきていない未来について読み取ることはできない。未来は創造すること、希望することができる。

未来はあなた自身が創るもの、誰でも創ろうと思えば創ることができる。見て、想像するだけでなくて自分で創るもの。自分の特徴を知って、きついけど頑張ってみよう。後でびっくりするような運がむいてくる。

広中先生から未来を生き抜くためのヒントを教えていただきました。

午前中の講義は本校理数科出身で現在は東京都市大学総合研究所 FUTURE-PV研究室特別研究員の高村 司先生の講義を聞きました。

先生の吉高理数科生時代について、また大学時代から現在まで先生が研究してきたことを沢山お話していただきました。とても興味深い内容でした。

理数科生が沢山の質問をしました。

講義の最後にはこれからの未来についてお話をして下さいました。

午後は折紙作家、日本折紙学会評議員の川村みゆき先生の講義を聞きました。先生が創作した作品を紹介していただいたり、実際に紙や折紙を使って頭と手を動かしました。

第2部は実際に先生が開発した作品を一緒に作りました。ウェッジ制作に挑戦です。川村先生の手元を見ながら折紙をおっていきます。

頭を使って、手を使って作業しました。教頭先生も一緒に作品を作りました。

沢山の色を組み合わせてカラフルなウェッジが完成しました。フリーハンドの幾何学、素敵な作品になりました。

高村先生、川村先生、沢山の学びをありがとうございました。そして広中先生、関係者の皆さま、吉高生のために来校して下さって本当にありがとうございました。これからもお元気でご活躍下さい。